サウナの温度はどのくらい?種類ごとの違いやおすすめの入り方を紹介

公開日:2025/06/12
温度

サウナにはさまざまな温度帯があり、多くの方がどの程度の温度が適切なのか迷われることがあります。一般的な温度の目安から、初心者の方や熟練者に適した温度設定まで、サウナの種類によっても大きく異なります。今回は、サウナの平均的な温度帯や、体調や目的に合わせたおすすめの温度設定、さらに温度別の正しい入り方について紹介します。

サウナの平均温度

サウナの平均温度は、その種類によって大きく変わります。日本や海外の施設で広く採用されている「ドライサウナ」では、通常80~100℃前後が一般的です。この温度設定は、サウナ発祥の地フィンランドの伝統的な温度帯とほぼ同じで、高温で湿気が少ない環境が特徴となっています。

湿度は約10%程度と低いため、熱の伝わり方が緩やかで、見た目の数値よりも体感的には穏やかに感じられます。そのため、適切な利用法を守れば、この高温環境でも安全に楽しむことができるのです。

ドライサウナ以外にもさまざまな種類があります。ミストサウナやスチームサウナは40~60℃と比較的低めですが、湿度が80~100%と非常に高くなっています。蒸気による潤い効果や身体への負荷が小さいことから、初めての方や高温が苦手な利用者、美容目的の顧客にも支持されています。

遠赤外線サウナは65~70℃の中程度の温度で、湿度は35~50%ほど。ゆっくりと深部まで温まる感覚があり、長時間の入浴が可能です。施設によっては100℃を超える超高温タイプや、0℃以下の極寒環境を提供するところもありますが、標準的な温度としては80~100℃が主流といえるでしょう。

室内では場所によっても温度差があります。上の段は90~100℃、下の段は70℃前後と、座る位置で体感が変化します。サウナ初心者や体調に不安がある方は、まずは下段や入口近くなど比較的涼しい場所から始めるのがよいでしょう。

サウナの温度は種類や施設によって幅広く設定されています。自分の体調や目的に合わせて、最適な温度環境を選ぶことが、快適で安全なサウナ体験への第一歩となります。

サウナの温度はどのくらいがおすすめ?

日本やフィンランドで広く親しまれている「ドライサウナ(乾式サウナ)」では、80〜100℃程度が標準とされています。高温で湿気の少ない環境で、短時間でしっかり汗をかきたい方や「ととのう」感覚を体験したい方には、この温度設定がぴったりです。

疲れの回復やリフレッシュ、体内の不要物質排出効果を求める方に向いていますが、身体への負担も大きくなるため、初めての方や高血圧・心臓に問題がある方は注意が必要です。

サウナ初心者や健康に不安がある場合は、まずは下の段や入口近くなど比較的涼しい場所から始め、5〜10分程度の短い利用から慣れていくことをおすすめします。

一方、ミストサウナやスチームサウナは40〜60℃と低めの温度で、湿度が80〜100%と非常に高いのが特徴です。ゆっくりとした発汗やくつろぎ、美しい肌を目指す方に適しています。

息苦しさや肌の乾きが少なく、長時間じっくりと楽しみたい方や高温が苦手な方、また年配の方にも向いています。心身のリラックス効果を重視する場合はこの温度帯がよいでしょう。

また、遠赤外線サウナは65〜70℃の中間的な温度で、じんわりと深部から温まるのが特徴です。高温環境ほどの負荷はありませんが、血の巡りをよくしたり、冷え性の改善、免疫力向上などの健康効果が期待でき、初心者や長めに楽しみたい方に適しています。

サウナの理想的な温度は「発汗や気分転換を重視するなら80〜100℃の高温タイプ」「リラックスや美肌、負担の少なさを優先するなら40〜60℃の低温タイプ」「ゆっくりと体を温めたいなら65〜70℃の中温タイプ」といった具合に、目的や体質に応じて選ぶとよいでしょう。

その日の体調や気分に合わせて温度環境を選び、無理せず楽しむことが、快適で安全なサウナ体験につながります。

温度別に見る正しい入り方を紹介

高温のドライサウナ(80〜100℃)では、入浴前に体をきれいに洗い、水分をしっかり摂取しておきましょう。体の水滴はタオルでよく拭き取り、乾いた状態で入室するのが大切です。

熱気が強いため、初めは下の段や出入口近くの比較的涼しい場所を選ぶとよいでしょう。初心者は5〜8分から始め、徐々に10分程度まで延ばしていくことができます。息苦しさを感じたり、頭がぼーっとしてきたら、すぐに退出しましょう。

退出したらシャワーで汗を流し、手足から徐々に水風呂へ。冷たい浴槽には30秒〜2分が目安ですが、つらければ短時間で構いません。その後は外の空気を感じながら10分ほど休憩すると、心地よい状態「ととのい」を感じやすくなります。この流れを体調に合わせて2〜3回繰り返すのがおすすめです。

中温の遠赤外線サウナ(65〜70℃)は、熱さがマイルドなので15〜20分ほどじっくり入ることが可能です。体の奥から温まり、血の巡りをよくしたり冷え症の改善に効果的です。

汗の量は高温のときほど多くありませんが、水分補給は忘れずに行ってください。終わったらぬるめのシャワーで体を冷まし、水風呂に1分ほど浸かり、休憩時間も十分に取りましょう。

低温のミスト・スチームサウナ(40〜60℃)は、湿度が非常に高く、息苦しさが少ないのが特徴です。入る前にお風呂で体を温めておくと、汗が出やすくなります。

このタイプは20分ほどゆったり過ごせ、じんわりと汗が出てきます。終了後はシャワーで汗を流し、水風呂は必須ではありませんが、血行促進のため30秒ほど入るのもよいでしょう。冷えが気になる方は水風呂を省略しても問題ありません。

まとめ

今回は、サウナの温度や種類ごとの違い、おすすめの入り方を紹介しました。ドライサウナは80〜100℃の高温低湿、ミスト・スチームサウナは40〜60℃の低温高湿、遠赤外線サウナは65〜70℃の中温と、それぞれ特徴が異なります。高温サウナは短時間で発汗を促し、低温サウナはリラックス効果が高く、中温サウナはじっくり体を温めます。どのタイプも入浴前後の水分補給が大切で、自分の体調や目的に合った温度を選び、無理せず楽しむことが快適なサウナ体験につながります。サウナ初心者は下段から始め、徐々に慣れていくのがおすすめです。

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おすすめのサウナメーカー比較表

イメージ引用元:https://saunea.jp/引用元:https://totonou.co/引用元:https://my-sauna.jp/引用元:https://metos.co.jp/pages/sauna-spa引用元:https://harvia.jp/
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施設企画・プロデュース
施設・ショールーム■SAUNEA白州
山梨県北杜市白州町横手1547-158
■SAUNEA浦和
埼玉県さいたま市桜区道場3-23-30
■東京ショールーム
住所記載なし
■ショールーム
東京都千代田区西神田2-3-3 三久ビル101号室
■東京ショールーム
東京都中央区築地6-16-1 築地616ビル2階
■大阪ショールーム
大阪府大阪市西区靱本町1-6-6 大阪華東ビル
■HARVIA SAUNA STUDIO TOKYO
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