
最近若者から中高年まで幅広い層から人気を集めているサウナ。一口にサウナと表現しても、さまざまなタイプが存在します。本記事では、サウナ初心者向けにサウナの種類について詳しく紹介していきます。自分に合ったサウナを選ぶ方法についても紹介しているので、サウナ初心者の方はぜひ参考にしてください。
サウナの種類を一挙紹介
ここでは、代表的な種類をそれぞれ紹介します。ドライサウナ
ドライサウナは湿度が約10%、室温が80~100℃の高温かつ低湿度なタイプのサウナです。銭湯などに併設されている最もポピュラーなサウナで、全国各地で設置されています。サウナといえばドライサウナをイメージする方がほとんどで、汗が出やすく根強い人気があります。ミストサウナ
ミストサウナは、70℃前後の温水を霧状に噴出するタイプの湿式サウナのひとつで、とくに女性に人気があります。湿度は80~100%と高めですが、室温は40~60℃と比較的低めなため、初心者でも挑戦しやすいとされています。スチームサウナ
スチームサウナは蒸気を発生させて室温を高める湿式サウナです。ミストサウナと同様に低温で湿度が高いのが特徴で、息苦しさを感じることなくゆっくり楽しめます。フィンランド式サウナ
フィンランド式サウナは、サウナ発祥の地であるフィンランドの入浴形式を取り入れたものです。サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」やその蒸気をタオルで仰ぐ「アウフグース」、白樺の若葉の枝を束ねた「ウィスク」で全身を叩く体験などが楽しめます。日本で主流のドライサウナとは温度や湿度が異なります。塩サウナ
塩サウナは、サウナ室内に塩が盛られた入れ物が置かれ、体に塩を塗ってサウナ浴をするタイプです。日本でメジャーなドライサウナと比べて低温かつ高湿度で、塩が汗と混ざることで毛穴の汚れを落とす美容効果が期待されています。美容効果が高いサウナとして女性を中心に人気があります。ケロサウナ
ケロサウナは「ケロ」と呼ばれる木材を使用して作られたサウナ室で楽しむサウナです。フィンランド北部ラップランドで採れる、40年以上乾燥・熟成させた松の木(ケロ材)を用いています。希少価値の高い木材で、ケロ特有の甘く柔らかな香りが特徴です。リラックスしたい方に最適です。スモークサウナ
スモークサウナは、薪でサウナストーンを熱し、薪の煙を室内に充満させるタイプのサウナです。薪の香りと蒸気の両方を楽しめるのが魅力ですが、日本では消防法の規制が厳しく、楽しめる場所は非常に限られています。サウナ初心者におすすめの種類とは
初心者には、ドライサウナ、ミストサウナ、スチームサウナの3種類がおすすめです。サウナには強い熱さや息苦しさを感じるタイプもあるため、初心者のうちは比較的息苦しさが少ないサウナを選ぶとよいでしょう。ただし、無理をすると休憩のタイミングを逃し、脱水症状や体調不良を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。ここでは、初心者に適したサウナの種類を詳しく紹介します。