快適なサウナ空間には断熱性が重要!使用できる断熱材の種類やメリットまとめ

公開日:2025/11/15
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快適なサウナ空間には断熱性が重要です。断熱性が低いとサウナが温まるまでに時間がかかったり、熱が漏れやすくなったりします。本記事では、サウナに使用できる断熱材の種類やメリットをまとめて紹介します。断熱材選びのポイントについても紹介しているので、サウナの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

サウナの断熱性が重要な理由とは

サウナの断熱性が重要な理由としては、温まるまでの時間を短縮できることや熱を逃さないこと、耐久性が上がることなどが挙げられます。ここでは、サウナの断熱性が重要な理由を紹介します。

温まるまでの時間を短縮できる

サウナを作る際に断熱材を適切に使用できれば、サウナ内部を加熱した際に内部の熱が外へ逃げるのを防ぎ、エネルギー効率を高められます。加熱時に使用する電気代や燃料費を節約できる上に、十分な温度まで達する時間を短縮できるため、よりスムーズにサウナが楽しめます。

快適性が確保できる

断熱材を適切に使用できれば、サウナ内部の湿度にムラが発生することを予防できます。また特定の場所だけ熱くなったり、特定の場所だけ湿度がこもるといったことも予防できるため、快適なサウナ空間を実現するためには断熱材の使用が必要不可欠だと言えます。

耐久性が上がる

サウナを作る際に適切に断熱材を使用できれば、結露や湿気による木材の腐食を抑えられるため、サウナの耐久性を高められます。より寿命を伸ばしたいと考えているのであれば、断熱材の使用がおすすめです。

サウナに使用できる断熱材の種類

サウナに使用できる断熱材の種類としては、グラスウールやロックウール、セルロースファイバー、フェノールファームなどがあります。ここでは、快適なサウナ空間を作るために重要なサウナに使用できる断熱材の種類について詳しく紹介していきます。サウナの自作を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

グラスウール

グラスウールは、住宅の断熱材としてもよく利用されている無機繊維系の断熱材です。繊維間に空気を含ませることで断熱効果を発揮します。原材料にリサイクルガラスが使用されており、環境に優しい素材と言えます。名前が良く似た断熱材としてロックウールがありますが、ロックウールは原材料が天然の鉱石の断熱材であり、グラスウールとは別物です。

ロックウール

ロックウールは、玄武岩や安山岩といった天然鉱石を溶かして繊維状に加工して作る断熱材です。グラスウールと比較してロックウールの方が価格が高めですが、その分撥水性や耐火性、防音効果に優れています。価格よりも性能の高さを重視したい方におすすめです。

セルロースファイバー

セルロースファイバーは、グラスウールやロックウールと並んで戸建て住宅建築時に使用されている断熱材です。防火性だけでなく、防音性や結露防止効果、害虫予防効果があります。原材料は新聞紙の古紙ですが、ホウ酸を含んでいるため防火性に優れています。

フェノールフォーム

フェノールフォームは、発泡プラスチック系に分類される断熱材です。湿気や水分に強く、断熱性能に優れていますが、紫外線や物理的な衝撃には弱いというデメリットがあります。

断熱材選びのポイントを紹介

快適なサウナ空間を実現するためには、断熱材を選ぶ際に化学物質が放出されないかや防火性の有無、R値といったいくつかのポイントを意識することが大切です。ここでは、断熱材選びのポイントをまとめて紹介します。

化学物質が放出されないか

断熱材の中には、長時間高温下に置かれると化学物質が放出される可能性があるものが存在します。サウナの断熱材を選ぶ時は、必ず長時間高温下に置かれ続けることが確定しているので、あらかじめ化学物質が放出されないかどうかを確認してから選びましょう。サウナは密閉性の高い空間のため、壁に使用した断熱材から化学物質が発生すると、健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。必ず確認してください。

防火性の有無

サウナは、内部が高温になることから火災が発生する危険性があります。断熱材を選ぶ際は、必ず防火性の有無を確認して燃えにくいものを選択しましょう。実際に過去には、サウナ内に設置されているストーブから周りの壁が燃えて、火災が発生した事例も存在します。防火性も必ず確認してください。

R値

R値とは、断熱材の熱抵抗を示す数値です。R値が高いほど断熱効果が高いとされており、厚み÷熱伝導率で簡単に求められます。断熱材は断熱性能が優れているものを選んだ方がより効果が得られるため、断熱材選びで迷った際はR値も参考にしてみましょう。

まとめ

本記事では、サウナに使用できる断熱材の種類とメリットについて詳しく紹介しました。サウナに使用できる断熱材としては、グラスウールやロックウール、セルロースファイバー、フェノールフォームなどが挙げられます。サウナを自作する場合、しっかりと断熱材を選択して適切な場所に使用しなければ、サウナが温まるまでに長い時間がかかったり、熱が外に逃げやすくなったりします。サウナを自作する際は、適切な断熱材を選択して使用しましょう。断熱材を選択する際は、高温下でも化学物質が放出されないかや防火性はあるかなどを必ず確認してください。高温化で化学物質が放出される断熱材を誤って使用すると、健康被害が発生する恐れがあります。本記事が、サウナの設置を検討している方のお役に立てれば幸いです。

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