サウナストーブ選びのポイント!薪・ガス・電気3種類それぞれの特徴を紹介

公開日:2025/09/15
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サウナの心臓部ともいえるのがサウナストーブです。薪、ガス、電気という3種類のストーブがありますが、それぞれに特徴があり、選び方に迷う方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、各タイプの特徴と選ぶ際のポイントを詳しく解説します。ライフスタイルに合ったサウナストーブを見つけましょう。

サウナストーブの種類は主に3つ

サウナストーブは熱源の違いによって「薪式」「ガス式」「電気式」の3種類に大別されます。それぞれ異なる特徴があり、設置環境や利用目的に応じて選ぶことが重要です。

薪式ストーブの特徴

もっとも伝統的なのが薪式ストーブです。木材を燃焼させて熱を生み出すタイプで、炎のゆらめきや木の香り、燃える音など五感全体でサウナを堪能できます。フィンランドの伝統的なサウナに近い本格的な体験が魅力で、自然のぬくもりからくる心地よさはほかのタイプでは得られません。

また、特定の木材を使うことで芳香効果も期待できます。ただし、火おこしや温度管理など手間がかかり、燃料となる木材の準備や保管場所も必要です。煙突設備が不可欠なため、主に屋外での設置に向いています。

ガス式ストーブの特徴

ガス式ストーブは都市ガスやプロパンを熱源とするタイプです。スイッチひとつで簡単に起動でき、短時間で室内が温まるのが特徴です。温度の安定性にも優れており、長時間連続して使用する商業施設や宿泊施設に適しています。

燃料費も比較的経済的で、薪式のような燃料管理の手間がありません。一方で、ガス配管設備が必要なため設置場所に制約があります。また、寒冷地では外気温の影響で熱効率が落ちることもあるため、断熱性への配慮が求められます。

電気式ストーブの特徴

電気式ストーブは現代の家庭用サウナでもっとも普及しているタイプです。電気ヒーターでサウナストーンを加熱する仕組みで、操作性と安全性に優れています。火を使わないため煙や臭いが発生せず、住宅地や室内での設置がしやすいのが大きな利点です。温度調節も正確で、タイマー機能などの便利な機能を搭載したモデルも多くあります。初心者でも扱いやすく、メンテナンスの負担も少なめです。

しかし、高温を出すのが苦手で大規模なサウナには不向きな面があり、長時間使用すると電気代がかさむことがあります。また、多くの機種で200V電源が必要となり、専用の配線工事が必要になる場合もあります。

このように、サウナストーブは三者三様の特色をもっています。本格的な体験を求めるなら薪式、手軽さと連続運転性能を重視するならガス式、安全性と設置のしやすさを優先するなら電気式が向いているでしょう。自分のライフスタイルや設置環境、何を重視するかによって最適な選択肢は変わってきます。

サウナストーブを選ぶ際のポイント

サウナストーブの選定は、快適なサウナ体験を左右する重要な要素です。最適な選択をするために、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

設置場所と周辺環境の確認

はじめに考慮すべきは設置場所と周辺環境です。薪式ストーブは煙や火を扱うため、屋外や独立した建物での使用が基本となります。集合住宅や住宅密集地では消防法や近隣への配慮から設置が難しい場合が多いです。

ガス式ストーブは都市ガスやプロパンなどの供給設備が整っている環境が前提となり、インフラがない場所では導入できません。

電気式ストーブは比較的どこでも設置可能ですが、多くの製品で200ボルトの電源が必要となるため、通常の家庭用コンセントでは対応できず専用の配線工事が必要になることがあります。住宅地や室内での使用にとくに適しています。

維持管理と工事の手間

次に気にかけたいのが、導入後の維持管理と工事の問題です。薪式は燃料の調達や保管、煙突の掃除など継続的な手間がかかり、火災リスクへの対策も欠かせません。ガス式は専門的なガス配管工事が必要で、法令にもとづく定期点検も義務付けられています。電気式はメンテナンス負担が比較的少なく設置も簡単ですが、追加の電気工事費用が発生することがあります。

経済面の検討

燃料コストも重要です。薪式は燃料自体は安価ですが、入手や保管にコストや手間がかかることがあります。ガス式は中長期的な運用で経済的で、頻繁に使用する場合に効率的です。電気式は使用頻度が高いと電気料金が増加しますが、初期導入の手軽さや操作の簡便さが魅力です。

サウナ体験の質に合わせた選択

求めるサウナ体験も選択基準です。伝統的な雰囲気を楽しみたい方は薪式が理想的です。素早く温度を上げたい方はガス式が便利です。安全性や操作の簡単さを重視する初心者には電気式がおすすめです。

設備の互換性と専門家への相談

既存のサウナ室に取り付ける場合は、ストーブのサイズや互換性を確認しましょう。適合しないと大規模な改修が必要になることもあります。事前に専門家に相談すると安心です。

購入後のサポート体制の確認

最後に、故障時の修理対応や部品供給、専門的なアドバイスなど、メーカーや販売店のアフターサービスが充実しているかも重要な判断材料です。安全基準や各種法令への適合性も確認しましょう。

まとめ

今回は、サウナストーブの種類や選び方のポイントをまとめました。サウナストーブには薪式・ガス式・電気式の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。薪式は本格的な体験と自然の香りが魅力ですが、設置場所や管理に制約があります。ガス式は立ち上がりが早く長時間運転に適していますが、ガス設備が必要です。電気式は操作が簡単で安全性が高く、屋内設置にも向いていますが、大型サウナには不向きです。選ぶ際は設置環境、維持管理のしやすさ、コスト面、求めるサウナ体験などを総合的に考慮することが大切です。ぜひ自分に合ったストーブを見つけてください。

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施設企画・プロデュース
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山梨県北杜市白州町横手1547-158
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